弁柄
ベンガラ異読 べんがら
名詞
標準
red iron oxide
文例 · 用例
内儀が外出するときはベンガラの上着に琥珀か天鵞絨の裏のついた腰小袖をゆったりとまとい、娘たちは緋羅紗の小袖にカバヤという広袖を被衣にし、刺繍のあるハンカチとグランの財布を袂に忍ばせる。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
正方形の醜悪な顔が、ベンガラ色になっている。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
たとえば酸化鉄は酸素の多寡にしたがいて鉄※〈サビ〉といい、鉄紅〈ベンガラ〉というがごとし。
— 清水卯三郎 『化学改革の大略』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な町家の格子は、弁柄で美しく赤茶色に塗られていることが多い。
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縄文時代の土器には、弁柄を使って鮮やかな赤い模様が描かれているものがある。
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この漆器の下地には、防腐効果を高めるために弁柄が混ぜ込まれている。
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