腰骨
こしぼね
名詞
標準
hipbone
文例 · 用例
「おい、そこで腰骨をのばして居るんは誰だッ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
生際が抜け上って頭の半ばから引詰めた、ぼんのくどにて小さなおばこに、櫂の形の笄さした、片頬痩せて、片頬肥く、目も鼻も口も頤も、いびつ形に曲んだが、肩も横に、胸も横に、腰骨のあたりも横に、だるそうに手を組んだ、これで釣合いを取るのであろう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
下は毛布一枚敷かぬ堅い床板なので、腰骨や肩先が痛くなる。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
なんだか悪魔に腰骨でも蹴られたような夢を見てハット驚き目を開くと、眼前には真赤な恐ろしい天狗の面。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
伊右衛門はしかたなしに屋根へあがって応急の修繕をしようとしたが、足を踏み外して腰骨を打って動けなくなったうえに、耳の際を切った疵が腐って来て膿が出るので、それに鼠がついて初めは一二匹であったものが、次第に多くなって防ぐことができないので、長櫃の中へ入れておくうちに七月十一日になって死んでしまった。
— 田中貢太郎 『四谷怪談』 青空文庫
旭さす野を一人、老爺は腰骨に手を組んで、ものを捜す風して歩行いたが、少時して引返した。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
なぜというのに、いま私は私の身や心として意識しているこのちり/″\ばら/\の髑髏、背骨、肋骨、腰骨、肢骨は、ちり/″\ばら/\ではありながら、どれもみな水晶のように透き通り、万更、そこらに朽ち果てた野晒しとも違うようです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「俺あ、ほんとに腰骨折れっかと思った。
— 佐左木俊郎 『駈落』 青空文庫
作例 · 標準
転んだ時に運悪く腰骨を強く打ってしまい、しばらく歩くのも困難な状態だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
正しい姿勢を保つには、腰骨を立てるように意識して座ることが大切だと教わった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「最近痩せたせいで、寝ている時に腰骨が当たって痛いんだ」と彼はこぼした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
fortitude
作例 · 標準
どんなに批判されても自説を曲げない彼の腰骨の座った態度は、周囲から尊敬されていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この難局を乗り切るには、組織全体が腰骨を据えて一丸となる必要がある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「若い頃の君には、もっと腰骨があったはずだ。もう一度情熱を思い出してくれ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview