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持ち直す

もちなおす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to recover
文例 · 用例
僕は、この犬に対して自分の或る運命を占ふ考へを抱いてゐたのですが、再び僕が戻つて来た時にこれが完全にあなたのものになつてゐたら、それはそのなりで、僕はまた新たな信念を持ち直す予備はつくつてあります。
牧野信一 創作生活にて 青空文庫
いよいよ没落してしまうまでにはその火焔は幾度か新しい裂罅を開いて再び復活しようとあせり、多分幾度かは持ち直すこともあるであろう。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
先きの目当てのつかない彼女の下宿生活が、彼からの少しばかりの補助でいつまで持ちつづけられるはずのものでもなかったし、ジャアナリストに見放された葉子の立場を持ち直すこれという方法もなかったので、打開の道を講ずるために、何らか行動を執っているであろうことも考えられないことではなかった。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
憤る場合でないと思ってもついムカムカッと来て前後を忘却したりするのは、やはり一時的の精神の偏りを、自分で持ち直す事が出来ないという、アタマの弱点を曝露しているのではないか。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
憤る場合でないと思っても、思わずムラムラッと来て、前後を忘却してしまうのも、やはり一時的の精神の偏りを、自分で持ち直す事が出来ない……という性格を、先祖の誰からか遺伝して来ているので、取りも直さず心理遺伝のあらわれに外ならないから困るのだ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
一人が、躓きつつ、後方へ退って、抜いた刀を両手で持ち直す隙もなく、片手で益満の返した刀を止めようとしたが、もう、遅かった。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
わたしはぱつと日傘を拡げて、左の手に持ち直す、頂いた紫陽花の重たい花束。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
お初は、小さな武器を、掌に躍らすようにして、持ち直すと、裾を乱し、緋いいろをこぼして佇んだまま、片肌ぬぎの無造作さで、短銃を掴んだ手を、前に出して、片目を押さえて、狙いをつける。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
病状が悪化していた患者が、治療の甲斐あって、徐々に持ち直しつつある。
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経済は一時的に冷え込んだが、最近になってようやく持ち直し、回復の兆しを見せている。
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「諦めないで、ここから持ち直せる!」と、彼はチームメイトを鼓舞した。
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2
標準
to carry in a different way
作例 · 標準
重い荷物だったので、片手で持つのは無理だと判断し、両手で持ち直した
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彼は、バランスを崩しかけたので、ギターの持ち方を少し持ち直した
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袋の口が開きっぱなしだったので、中身がこぼれないように、持ち直してしっかりと閉じた。
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持ち直す(もちなおす) — 幻辞.com