昆弟
こんてい
名詞
標準
brothers
文例 · 用例
今に至ってもその辺の土人は兎を猟らぬと見え、また後漢の劉昆弟子常に五百余人あり、春秋の饗射ごとに桑弧蒿矢もて兎の首を射、県宰すなわち吏属を率いてこれを観たとあり、遼の国俗三月三日木を刻んで兎とし朋を分けて射た、因ってこの日を陶里樺(兎射)と称えたと出づ。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『風俗通』八に黄帝書を引いていわく、上古の時、荼と鬱てふ昆弟二人、能く鬼を執らう。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
書は榛柏の昆弟皆拙であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「飛鳥天皇御世癸卯年十月十四日、蘇我|豊浦毛人大臣ノ児、入鹿臣□□林太郎、伊加留加宮ニ於テ山代大兄及其ノ昆弟等合セテ十五王子|悉ク之ヲ滅ス也」 飛鳥天皇は皇極天皇のこと。
— 飛鳥の幻――吉野・大和の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
毛を衣、血を飲んで昆弟相疑ひ、山に登る事飛禽の如く、草を行く事走獣の如し。
— 喜田貞吉 『武士を夷ということの考』 青空文庫
毛を衣とし血を飮み、昆弟相疑ひ、山に登る事飛禽の如く、草を行く事走獸の如し。
— 喜田貞吉 『蝦夷とコロボツクルとの異同を論ず之に潜みて』 青空文庫
人其の父母昆弟の言を間せずと。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
作例 · 標準
二人はまるで実の昆弟のように仲が良く、仕事でも私生活でも助け合っている。
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その小説は、幕末の動乱期を生き抜いた三人の昆弟の数奇な運命を描いている。
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彼は昆弟の中で一番年下だったが、誰よりも責任感が強く家業を継ぐことになった。
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