サボ
サボ
名詞頻度ランク #27303 · 青空 35 例
標準
sabot
文例 · 用例
上官が見ている前でのみ真面目そうに働いてかげでは、サボっている者が、つまりは得である。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
」「しかし、俺等は、俺等として出来るだけサボって邪魔をしてやるさ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
腫物は紅い、サボテンの花のようである。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
終末の幕切れに教授の死を弔う学生の「アーメン」にいたっては、蛇足にサボをはかせたようなものではないかと思われた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
大軌電車沿線、樟蔭女学校の生徒であると知ったので、その日の午後の授業をサボって上本町六丁目の大軌電車構内に出掛け、彼女の帰りを待ちうけた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
大軌電車沿線のS女学校生徒だと知ったので、その日の午後授業をサボって上本町六丁目の大軌電車構内へ駆けつけた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
芝生へはトラピスト製の素木のサボウをつつかけて下りた。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
大軌電車沿線S女学校生徒だと知ったので、その日の午後、授業をサボって周章てて上本町六丁目の大軌構内へ駈けつけた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
標準
work-to-rule
ウィキペディア曖昧さ回避
サボ(フランス語: sabot 他)
サボ
- 日本ではヨーロッパの木靴をいう。ヤナギ、ブナ、クルミなど耐水性・耐久性のある堅い木の生木を数ヵ月日光にさらして十分に枯らした木塊をくりぬいてつくる。
- 古代から用いられていたが、現代でもフランスのブルターニュ地方や、オランダなどの農民に履かれており、男女とも同型である。
- 語源はアラビア語のzaboto。本来フランスの木靴をサボ(Sabot)、オランダの木靴はクロンプ(klomp)という。
- 甲部に粗い皮をつけた厚い木底の履き物もサボとよぶ。サボは靴の原型の一つと考えられるが、起源は明らかでない。似たものは日本や朝鮮にもみられる。
- 古代エジプトやローマにもあり,中世ヨーロッパで広く用いられ,現在でもフランスやオランダの民族衣装に見られる。無飾のもの,黒塗のもの,また甲に革製のベルトがついたものなどがある。
Sabot
- フランス語で木靴。
- 装弾筒 (sabot) — 大口径の銃砲から小口径の弾丸を発射するための詰め物。戦車砲のAPDSやAPFSDSの他、散弾銃でも用いられる(サボットスラッグ)。
- 祖型は球形砲弾の時代、初期の榴弾で信管が正しい向きで命中しないと不発になる問題から、弾に厚い木皿のような装具を付けて空気抵抗により一定の向きを保つようにしたのを木靴にたとえたもの。後には釣鐘型の長弾となり現代の砲弾の形態へ発展した。
- 労働争議の一環としてのサボタージュ。労働者側が労働能率を意図的に低下させ、使役者側に損失を与えることで、交渉を有利に進めようとするもの。「サボタージュ」の言葉自体も、かつてフランスで先述の木靴によって工場機材の破壊活動を行った事に由来。またこの言葉は、日本語の「サボる」の語源でもある。
- Sabot (dinghy) — オーストラリアなどで見られる小型ヨット。
人物
- ハンガリー系の姓「Szabó」(ハンガリー語以外では綴りは変わりうる)。
- ラズロ・サボ (Szabó László) — フランス・ハンガリーの俳優・映画監督 (1936–)。
- ゾルタン・サボ (Золтан Сабо, Zoltan Sabo) — セルビアのサッカー選手 (1972–)。
- ジャン=フィリップ・サボ (Jean-Philippe Sabo) — フランスのサッカー選手 (1987–)。
その他
出典: サボ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0