歳歳
さいさい
副詞名詞
標準
annual
文例 · 用例
年年歳歳、我れは昨日の悔恨を繰返して、しかも自ら悔恨せず。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
彼はこのような子供が今日本に充満していて、年年歳歳それぞれ成長しつつあるところを考えると、これらの子供が何をやり出すか計り知れぬ興味を覚えた。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
人おのおの思ふところあり見るところあり、年年赤ん坊が生れる以上、歳歳赤ん坊の小説があつていい理屈だ。
— 佐佐木茂索 『散歩』 青空文庫
その時、ふとお店におはひりになつたのが始まりで……さあお嬢さまは何がお気にいりで店へさうさいさいお出でになるやうになつたのでせう。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
それで十年前に北国へお立退きの際、お預けなされた三井寺の方へ此の間じゅうからさいさい掛合われなされたけれど、一向取戻しは埒明かんと言うことじゃ』信徒二『そりゃ初耳じゃ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
千人、二千人おりましょうとも、この可賀が引きうけましたからには、お茶の子さいさいでござりやす。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
旅役者けふがわかれか、のうえ、春もをはりか、のうえ、旅の、さいさい、窓から芝居小屋を見れば、よその畑に、のうえ、麥の畑に、のうえ、ひとり、さいさい、からしの花がちる、しよんがいな。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
「コテン、さいさい、アッアッアッ……こう云って家出をしましたので、彼女――私の奥さんですがね。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
作例 · 標準
歳歳桜の花が咲くたびに、故郷を思い出す。
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この祭りは歳歳行われる伝統的な行事だ。
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歳歳増える観光客のために、新しい施設が計画されている。
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