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裏打ち

うらうち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #20524 · 青空 78
1
標準
lining
文例 · 用例
かかる作者自身の感情や感覚の裏打ちがあればこそ、氏の文章は、かくも人をひきつけるのである。
中島敦 鏡花氏の文章 青空文庫
友人同士が一しよにうまくやつて行くのは、彼等を裏打ちしてゐる苦痛のおかげにすぎないのだ。
立原道造 白紙 青空文庫
心靈研究會に興味を持つ人々が、だんだん多く集つて來ると、心靈の科學的考察が盛んとなり、新しい科學の分野にわれこそ先に踏みこむのだといふ篤學の熱心家が現はれ、「心靈電子論」だとか、「心靈四次元論」だとか、「心靈三世説」とかを提唱して體系づけ、心靈の存在に確乎たる裏打ちを施すのであつた。
海野十三 心靈研究會の怪 青空文庫
板目紙を札の形にたつて、茶色の薬袋紙で裏打ちをした。
牧野信一 昔の歌留多 青空文庫
そして勝手に私は、あのやうな生来の性質をも忘れて、近頃の――といふ風に限つて、この鬱屈の底に何か眼のあたりの事件的な起因を裏打ちしようとしてゐるのであつた。
牧野信一 毒気 青空文庫
何枚も重ねて着た上に、何かけものの皮を鞣して裏打ちにした袖なしを着てゐた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
習俗や制度そのものでもない、習俗や制度の心理的な裏打ちを指す。
戸坂潤 哲学の現代的意義 青空文庫
経典や論釈からの引用の一々に至るまで、ことごとく自己の体験によって裏打ちされているのである。
三木清 親鸞 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
backing up (e.g. a theory)
作例 · 標準
例句
ウィキペディア

裏打ち(うらうち)とは、掛軸や額装において本紙の裏面に紙などを貼り付ける表装技術。和装本や洋装本の修理にも用いられる。

出典: 裏打ち — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0