荒唐無稽
こうとうむけい
形容動詞名詞頻度ランク #25050 · 青空 207 例
標準
absurd
文例 · 用例
むしろ自分は、荒唐無稽の夢にうなされてるやうな感じもした。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
荒唐無稽を信じなければいけない。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
今の時代の子供たちは、もはや昔の子供のやうに、フアンタスチツクで荒唐無稽のお伽話――森の妖精の話や、魔法使の話や、赤頭巾の話や、鉛の兵隊の話や、親指太郎の話や、ピノチヨの話や、惡魔が人間に化けた話や――などを悦ばないといふのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
大人にとつて荒唐無稽のことは、彼等にとつて皆「眞實」のことなのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
しかも童話の世界では、それらの機械や武器やが、驚くべきフアンタジイの空想力で、荒唐無稽にまで夢幻化されてゐるのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
すべての驚くべき科學的大發明は、最も子供らしき夢の熱意と、最も荒唐無稽なフアンタジイから誕生した。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
あの謹嚴の室生君が、こんなに暴れ出した光景を見ようとは、私にとつても皆にとつても、荒唐無稽に近い意表外の出來事だつた。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
小初の女学校時代からのたった一人の親友、女流文学者豊村女史にある時、小初は水中の世界の荒唐無稽な歓びを、切れ切れの体験的な言葉で語った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話はいつも荒唐無稽で、誰もまともに信じない。
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そのSF映画は荒唐無稽な設定ながらも、観客を惹きつける魅力があった。
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「そんな荒唐無稽な計画、実行できるわけがないだろう!」
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