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予期しない

よきしない
形容詞-語幹
1
標準
unexpected (e.g. results)
文例 · 用例
全く予期しないものは眼に写っても心には写らないのである。
寺田寅彦 高原 青空文庫
そしてそれは俺が予期しない意外なものであるのだ。
平出修 公判 青空文庫
そしてこんな事を想像だにしなかった以前の楽しかった軽やかな、月日を思い出した時に、それは丁度予期しない災のようなつらさだった。
素木しづ 咲いてゆく花 青空文庫
だから月の光りの強い、雪の真白い山の上で、一種の幻覚錯覚に陥って、自分でも予期しない自殺同様の、非業の最期を遂げたもの……と主張しておられるのでしょう」「イヤ。
夢野久作 復讐 青空文庫
女の生涯に取って、報酬を予期しない看護婦になると云うこと、しかもその看護を自己の生活の唯一の内容としていると云うこと程、大いなる犠牲は又とあるまい。
森鴎外 百物語 青空文庫
即ち予期しないのに来るものである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
源氏は若宮を見て、また予期しない父性愛の心を乱すもののあるのに気がついて退出してしまった。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
全くそれはふとしたことであったがその瞬間に凡ての悪い条件は整ってしまい、いままで二人の幸福の象徴でもあった安全燈は、ここで突然予期しない大事を惹き起してしまったのだ。
大阪圭吉 坑鬼 青空文庫
予期しない(よきしない) — 幻辞.com