家内制
かないせい
名詞名詞-の形容詞
標準
home-made
文例 · 用例
それも私が行届かないせいだろうと、気を着けちゃあいるし、それにもう私は旦那の犠牲だとあきらめてる。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
此寒空に外へ出してよく病気に成らない物だと思ふが、東京の様に乾風が吹かないせいもあらう。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
密室の生活がワイセツの低さでしかないせいだ。
— 坂口安吾 『ヤミ論語』 青空文庫
ところが年がいかないせいでもあったか、昼間の疲れが出て、夜になると教えている中に、居眠りをしてしまう。
— 宮城道雄 『私の若い頃』 青空文庫
竹に丸味があるので壁に落付かないせいか、額は静かな時でも斜に傾いた。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
気の小さなくせに偏屈なところがあって、商売がうまくゆかないせいもあろうが、家内のおもんにもめったに笑い顔も見せない。
— 永代経 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
年増女はいかにも達弁にまくし立てますが、男の方は至って無口で――もっとも、気のきかないせいもあったでしょう、木戸札を鳴らして、無暗に「入らっしゃい、入らっしゃい、サア、今がちょうどいいところ――」と言う言葉を、何の智恵もなく、こわれた機械のように繰り返しております。
— 人魚の死 『銭形平次捕物控』 青空文庫
けれども、彼の方では、まだお世辞が利かないせいだとでも思ったと見えて、思わず笑い出すほど、下らないことまで大げさに有難がったり、びっくりしたりして喋り立てるので、私はもう真面目に聞いていられなくなった。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
作例 · 標準
その村では、まだ家内制の織物が細々と作られている。
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かつての日本では、家内制の産業が経済を支えていた時代があった。
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父は家内制の味噌にこだわりがあり、毎年大量に仕込む。
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「このクッキーは家内制なので、市販品とは一味違いますよ」と店主が言った。
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