世界地図
せかいちず
名詞
標準
world map
文例 · 用例
つまり感情的にかの女独得の世界地図が出来ていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
万止むを得ない場合には世界地図を開いて、その人間の生れ故郷の地名や、附近の地面の発音の特徴をもじって作るよりほかに方法を知らないので、こうして白状するさえ情ない気がする。
— 夢野久作 『創作人物の名前について』 青空文庫
世界地図をあけてスコットの飛んだ距離と、これらの日本の文士の一人ずつが飛んだ距離とを比べてみたときに、なんとなく多少の皮肉な感じを起こさないわけには行かなかった。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
子爵は奥さんに三省堂の世界地図を一枚買って渡して、電報や手紙が来る度に、鉛筆で点を打ったり線を引いたりして、秀麿はここに著いたのだ、ここを通っているのだと言って聞かせた。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
」「かりに諸君、聡明なること世界地図の如き諸君よ、諸君は学識深遠なる蛸の存在を認容することが出来るであらうか?
— 牧野信一 『「風博士」』 青空文庫
リット提督は、卓上にひろげた大きな世界地図を前にして、傲然と椅子の背にもたれている。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
翌る朝鴈治郎は、弟子に買つて来させた世界地図を拡げて、頻りと英吉利の在所を捜してゐた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
外債募集のためアメリカへやって来た何とかいう世界地図にものっていないような弱小国の麗わしい姫が、ニューヨークへついて間もなくオタフク風にとりつかれてしまったので、その身代りを瓜二つな容姿をもった一人の貧乏で悧※な失業女優がつとめて、終りには目出度大新聞の若い社主と結婚するという筋であった。
— 宮本百合子 『花のたより』 青空文庫
作例 · 標準
部屋の壁には、大きな世界地図が貼ってある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の頃、世界地図を眺めては、いつか行ってみたい国を想像していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
世界地図アプリを使えば、どこでも簡単に現在地を確認できる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash