自存
じそん
名詞動詞-サ変名詞-の形容詞
標準
existing of or by itself
文例 · 用例
精神は自ら存するものなり、精神は自ら知るものなり、精神は自ら動くものなり、然れども精神の自存、自知、自動は、人間の内にのみ限るべきにあらず、之と相照応するものは他界にあり、他界の精神は人間の精神を動かすことを得べし、然れども此は人間の精神の覚醒の度に応ずるものなるべし。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
自存であり自衛であつて、徹頭徹尾徳川本位である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
即ち知識の集成の中から必ず自己を外界に対して律すべき規準を造り出そうとする動向は、その内容(緊張度の増減は論じないで)に於て変化することなく自存するのを知っている。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
理は独立自存であって、時間、空間、人に由って異なることなく、顕滅用不用に由りて変ぜざる者である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
「何物も独立自存してはいない。
— 国枝史郎 『全体主義』 青空文庫
又、独立自存することは出来ない。
— 国枝史郎 『全体主義』 青空文庫
したがって、それが自己を包含するものから脱落して独立自存しようとするや、それは立所に滅亡する。
— 国枝史郎 『全体主義』 青空文庫
――私の部屋の天井には、これも私の発案作成に依る、大星座図が貼りつけられて、月々に依つて、その星座の隠見自存に工夫されてゐるもので、恰度W形のカシオペイア座が、きらびやかな翼をマールの花のやうに伸し、「ダイア」の女王がその花に凭つてゐるかのやうに目醒ましい秋の終りに近い晩であつた。
— 牧野信一 『ラガド大学参観記』 青空文庫
作例 · 標準
この細菌は、外部の栄養なしに自存できる能力を持っている。
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独立した企業として、我々は他社に頼らず自存していくことを目指す。
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このシステムは、単独で動作し、外部からの干渉なしに自存できる。
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