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浪界

ろうかい
名詞
1
標準
world of naniwabushi singers
文例 · 用例
彼は今浪界第一の人気者だが、若い時は信濃川分水工事の土方だつたさうな、あまり浪花節がうまく、彼がうたひだすと、みんな聞き惚れてしまつて仕事が手につかないので解雇されたといふことだ。
種田山頭火 旅日記 青空文庫
電車の中の広告にも、武士道の鼓吹者、浪界の泰斗と云う肩書附で、絶えずこの名が出ているから、いやでも読まざることを得ぬのである。
森鴎外 余興 青空文庫
義士伝を売り物に、節も調子も遥かに上品、しかも長髪を振り乱しての熱弁にたちまち人気を集めて、いままで見向きもせぬ紳士連が我も我もと押しかける騒ぎ、もっとも当時はすでに、虎丸、三叟、愛造、円車、重松などの面々が東京の真中、神田や銀座の寄席へ乗りだして向上の矢先、翌年は奈良丸も来て浪界いよいよ全盛。
山本笑月 明治世相百話 青空文庫
そんなこともあろうかい
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
いかさまな、五十の坂へ踏懸けちゃあ、ちと縒が戻ろうかい
泉鏡花 活人形 青空文庫
」「何を言わっしゃる、当事もない、膝栗毛を見て泣くものがあろうかい
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
毛唐人なあ気の利いとるケニ」「一番、最初に読んだ分は何じゃったろうかいね」「あれあ神主がいう高天が原たい。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
病人も嘸アクビしたかったろうと思うてな――」「何時間かかったろうかい」「俺あ時計バッカリ見よった、二時間と五分かかったが、その最後の五分間の長かった事。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
作例 · 標準
浪曲師として浪界に身を投じた彼は、やがて名人と呼ばれるまでになった。
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戦後の浪界は、数多くのスターを輩出して黄金時代を迎えた。
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彼は浪界の重鎮として、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。
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