鯒
こち異読 コチ
名詞頻度ランク #28832 · 青空 21 例
標準
flathead (esp. the bartailed flathead, Platycephalus indicus)
文例 · 用例
「鯒や黒鯛のぴち/\はねる、夜店の立つ、……魚市の處は?
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
火の見は、雫するばかり、水晶の塔かと濡れて光つて、夜店の盤臺には、蟹の脚が白く土手を築き、河豚かと驚く大鯒が反つて、蝦のぶつ/\切が血を洗つた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
鱚、魴※、鯒、あいなめ、目ばる、藻魚の類合せて七百籠。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
見ごとな鯒がその中に跳ねてゐた。
— 若山牧水 『梅雨紀行』 青空文庫
けれども、午飯のお誂が持出されて、湯上りの二人と向合う、鯒のあらいが氷に乗って、小蝦と胡瓜が揉合った処を見れば無事なものです。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
ある者は貝のほかに小さい鰈や鯒をつかんだのを誇りにして、煮たり焼いたりして賞翫するのもあった。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
鰈の煮付、鯒ならば洗いにでも出来まする。
— 江見水蔭 『怪異暗闇祭』 青空文庫
殊に夏は魚が豊富であるから、山へ行けば鮎、ヤマメ、イワナ、海へ行けば鯒、鯛、鱸、カイヅと定めて、鮎なら友釣りでやるか、どぶ釣りでやるか、蚊鈎は何を主として用ふるか、或は自分で作るか、カイヅの仕掛けは、餌は、場所はと、一種目を深く釣りこんでゆくことが肝要である。
— 佐藤惣之助 『夏と魚』 青空文庫
作例 · 標準
今日の刺身は、旬の「鯒」です。淡白な味わいが特徴ですよ。
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釣り人は、根魚狙いで「鯒」を釣り上げた。
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唐揚げにすると、「鯒」の身はふっくらとして美味しい。
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