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番衆

ばんしゅう異読 ばんしゅ
名詞
1
標準
guard (of a daimyo, emperor, etc.)
文例 · 用例
信玄は陣形を十二段に構え、迂廻軍の到着迄持ちこたえる策をとり、百足の指物差した使番衆を諸隊に走らせて、諸隊その位置をなるべく保つようにと、厳命した。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
かしこの威徳|衰へたりと雖も、さすがは征夷大将軍の居城だ、何処の門も、番衆、見張、厳重にして隙間がない。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
正利は正成と共に、金吾家に事へけるが、後ち春日局の縁によりて、將軍の御家人に歸し、御書院番衆となりぬ。
大町桂月 宗吾靈堂 青空文庫
なにしろ、小男の醜男の相撲取りという特徴のある相手でしたので、道々足を取りながら追っていくと、牛込御門のほうを目ざしていったという事実が判明したものでしたから、右門は居合わした詰め所の御門番衆について、それから先の行き先を尋ねました。
毒色のくちびる 右門捕物帖 青空文庫
父は母と相談して、新宿の番衆町に地所付きの家を買いました。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
御承知でもありましょうが、新宿も今では四谷区に編入されて、見ちがえるように繁昌の土地になりましたが、そのころの新宿、殊に番衆町のあたりは全く田舎といってもよいくらいで、人家こそ建ち続いておりますけれども、それはそれは寂しいところでございました。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
番衆町へ来てから足かけ三年目が明治十九年、すなわち大コレラの年でございます。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
三 お仲は飯田の御新造が番衆町へ引っ越して来てからの奉公人で、むかしの事はなんにも知らないのでしたが、お元というばあやはその以前から長く奉公していた女で、いっさいの事情を承知していたのでございます。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
作例 · 標準
城の門には、常に武装した番衆が配置されていた。
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番衆たちは、不審な人物がいないか厳しく見張っていた。
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その番衆は、代々この城を守り続けている家系の者だ。
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ウィキペディア

番衆(ばんしゅう)とは、番を編成して宿直警固にあたる者。狭義においては幕府に詰めて将軍及び御所の警固にあたる者を指す。

出典: 番衆 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0