湧き上がる
わきあがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to boil up
文例 · 用例
黒板へ書いている数式が間違ったりすると学生が靴底でしゃりしゃりと床をこするので教場内に不思議な雑音が湧き上がる。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
私は裏庭を左にした壁のオルガンの前に腰かけて、指の先の鍵盤から湧き上がる快い楽音の波に包まれて、しばらくは何事も思わなかった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
祭のかがり火のようで、一面真っ赤に燃えるに至っては、目にしたものの雄大さに逃げる一行の心も癒され、力も湧き上がる。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
で、私がもとの停泊所へ戻ろうかということを言いだそうとしたそのとたん、艫の方を見ると、実に驚くべき速さでむくむくと湧き上がる、奇妙な銅色をした雲が、水平線をすっかり蔽っているのに気がついたのです。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
――がその霧のなかから天に向って湧き上がる大叫喚は、お話ししようとしたって、とてもできるものではありません。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
宅では万事無造作ですから」『どうも無造作すぎるな』とわたしは、思わず湧き上がる嫌悪の情をもって彼女のぶざまな様子をじろじろ眺めながら、心の中で考えた。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
死ぬか生きるか娑婆か地獄かと云う際どい針線の上に立って身震いをするとき自然と横膈膜の底から湧き上がる至誠の声である。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
しばし衰えた、歓声は盛り返す潮の岩に砕けたようにあたり一面に湧き上がる。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
作例 · 標準
鍋の底から、細かい泡がぶくぶくと湧き上がってきた。
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地底深くからマグマが湧き上がり、新たな火山島が形成された。
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ヤカンのお湯が、しゅんしゅんと音を立てて湧き上がっている。
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標準
to arise
作例 · 標準
彼の心の中に、説明のつかない不安がじわじわと湧き上がってきた。
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その感動的な光景を見て、観客席から自然と大きな拍手が湧き上がった。
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勝利の瞬間、スタジアム全体から割れんばかりの歓声が湧き上がった。
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標準
to get excited
作例 · 標準
コンサートがクライマックスに近づくにつれ、会場は興奮で湧き上がった。
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応援するチームが逆転ゴールを決め、サポーターたちは一斉に湧き上がった。
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彼の登場で、静まり返っていた会場がどっと湧き上がった。
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