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寄書

きしょ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
1
標準
contribution (to a newspaper, magazine, etc.)
文例 · 用例
この考えはよほどまで具体的に現代の遺伝学説に近似するものであって、この事はすでに近ごろのネチュアー(6)の寄書欄で注意した人もあったくらいである。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
そしてそれらの社員は単に寄書家という格で外様大名のような待遇を受けるのでなくて、その社の仕事の全体に参与しかつ責任を負うものでなくてはならない。
寺田寅彦 一つの思考実験 青空文庫
そしてもしうまく書けたら新聞の寄書としても十分役立つに違いないとも思いめぐらしていた。
有島武郎 星座 青空文庫
この人、四十一年二月以降の『神社協会雑誌』にしばしば寄書して、「神社整理の弊害」を論ぜる、その言諄として道理あり。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
一九〇二年頃の『ネーチュル』に、インドにある英人ジー・イー・ピール氏が寄書して、犬の両眼の上に黄赤い眼のような両点あるものは、眠っていても眼を※り居るよう見えるから、野獣甚だこれを恐れて近附かぬと述べた。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
それは「少女」小集の寄書だつた。
牧野信一 〔編輯余話〕 青空文庫
其通りに雑誌も亦一つのビジネスであるが、二十五年前には僅に「経済雑誌」、「団々珍聞」等二三の重なる雑誌でさえが其執筆者又は寄書家に相当の報酬を支払うだけの経済的余裕は無かったので、当時の雑誌の存在は実は操觚者の道楽であって、ビジネスとして立派に成立していたのでは無かった。
内田魯庵 二十五年間の文人の社会的地位の進歩 青空文庫
今日の如く雑誌の寄書家となって原稿料にて生活する事は全く不可能であった。
内田魯庵 二十五年間の文人の社会的地位の進歩 青空文庫
作例 · 標準
「君の寄書が朝刊に載っていたよ。現代の若者の労働観についての鋭い指摘、感服した」
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文芸誌への寄書を通じて、無名の若手作家が文壇への足がかりを築くことに成功した。
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長年研究してきた郷土史についての寄書を、市の広報誌に連載する企画が持ち上がった。
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2
標準
sending a letter
作例 · 標準
異郷の地で孤独に耐える青年兵にとって、幼馴染からの温かい寄書だけが唯一の救いだった。
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「お忙しいところ恐縮ですが、一筆寄書いただければ、故人も草葉の陰で喜ぶことでしょう」
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机の引き出しの奥から、戦時中に祖父が家族へ宛てた、掠れた文字の寄書が見つかった。
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