日露戦役
にちろせんえき
名詞
標準
Russo-Japanese War (1904-5)
文例 · 用例
日露戦役の際でも我軍は露兵と戦うばかりでなく、満洲の大陸的な気候と戦わなければならなかった。
— 寺田寅彦 『戦争と気象学』 青空文庫
かつて日露戦役に従ってあらゆる痛苦と欠乏に堪えた時の話を同君の口から聞かされてから以来はこういう心配は先ずあるまいと信ずるようになったのである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
そこに積んであった薪を片づけて、分捕りスコップ(日露戦役戦利|払下品)を取り上げると、氷のような満月の光を便りに、物音を忍ばせてセッセと掘り初めたが、鍬と違って骨が折れるばかりでなく、土が馬鹿に固くて、三尺ばかり掘り下げるうちに二の腕がシビレて来たので、文作はホッと一息して腰を伸ばした。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
母は夫と共に日露戦役後の世間の好景気につれ、東京の下町で夫婦共稼ぎの一旗上げるつもりで上京して来た。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
O氏は日露戦役の志士沖禎介氏のお父さんで、肥前は有田の弁護士である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
しかし沈着な父は、それを誰にも話さずにいたが、日露戦役後、私の実母が、積る苦労のために病死すると、父は親友の須婆田車六の実姉で、須婆田弓子という若い美しい未亡人を後妻に貰った。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
中学時代に相撲が好きで得意であったような友人の大部分は卒業後陸軍へはいったが、それがほとんど残らず日露戦役で戦死してしまって生き残った一人だけが今では中将になっている。
— 寺田寅彦 『相撲』 青空文庫
「俺は東郷大将だぞ、ロスケに負けるものかい」「汝はクロバトキンだろう」「やっつけろ、クロバトキンをやっつけろ」 それは日露戦役の直後で、当時の少年の何人もが東郷大将を夢みている時であった。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
作例 · 標準
日露戦役は、20世紀初頭の世界情勢に大きな影響を与えた。
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歴史家たちは、日露戦役の様々な側面について活発な議論を続けている。
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日露戦役に関する当時の新聞記事を読み、人々の間で高まる緊張を感じ取った。
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