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身投げ

みなげ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
throwing oneself (e.g. into the water to commit suicide)
文例 · 用例
――Y、貴方がそんなにお嫌なのなら妾はアラビア海に身投げしてしまいます。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
なんで身投げなどしたんじゃろかなと、女は自問し、この世がいやになったんでしょうかなと自答した。
黒島傳治 短命長命 青空文庫
高浜、坂本、寒川諸氏と先生と自分とで神田連雀町の鶏肉屋へ昼飯を食いに行った時、須田町へんを歩きながら寒川氏が話した、ある変わり者の新聞記者の身投げの場面がやはり「猫」の一節に寒月君の行跡の一つとして現われているのである。
寺田寅彦 夏目漱石先生の追憶 青空文庫
お涌は、別に身投げとか覚悟とかそういった思い詰めたものでもない、何か死とすれすれに歩み沿って考え度い気持ちで一ぱいだった。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
」「難有う、……身投げじゃないの、お爺さん。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
此の一|歩に身のかはを剥がれたために可惜や、お春と云ふ其の娘は繼母のために手酷き折檻を受けて、身投げをしたが、其も後の事。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
「で、旦那、身投げがござりましてから、その釜ヶ淵……これはただ底が深いというだけの事でありましょうで、以来そこを、提灯ヶ淵――これは死にます時に、小一が冥途を照しますつもりか、持っておりましたので、それに、夕顔ヶ淵……またこれは、その小按摩に様子が似ました処から。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
いずれ有志の一人と、仮装なかまで四五人も誘ったが、ちょっと手を引張っても、いやその手を引くのが不気味なほど、正のものの身投げ按摩で、びくとも動かないでいる。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
作例 · 標準
その断崖絶壁は、かつて悲恋の末に身投げをした女性の伝説が残る場所だ。
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絶望の淵に立たされた彼は、あやうく身投げをしようとしたところを通行人に止められた。
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荒れ狂う海への身投げなんて、そんな悲しいニュースは二度と聞きたくない。
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