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叡慮

えいりょ
名詞
1
標準
the emperor's pleasure
文例 · 用例
叡慮先づ憤を慰する条、累代の武功返す/″\も神妙なり、大敵今勢を尽して向ふなれば、今度の合戦天下の安否たるべし、…朕汝を以て股肱とす。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
が、五箇条の御誓文に依り、憲法を制定し、立憲政治を行ふといふことは、明治天皇の叡慮であつたと拝察してよい。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
右熟思慮廻候処一として理に為当事無御座候、強而留度存候得共、障多御座候間、叡慮次第と存候、仍不顧愚才短慮如此候以上。
伊波普猷 ユタの歴史的研究 青空文庫
ただ自由論派の立言法は世人をして惑わしめたるものなきにあらず、板垣氏『尊王論』の大意に以為らく、「立憲政体を立つるの詔は吾人に自由を与え吾人をして自由の民たらしむるの叡慮に出ず、ゆえに自由を主張するは聖詔を奉ずる者なり、これに反するものは皇家を率いて危難の深淵に臨ましむるものなり」と。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
彼は思へり、「上は天の意に応じ、下は地の利を得たり、義兵を挙げ逆臣を討ち、法皇の叡慮を慰め奉らむ」と。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
三十六 藤中納言光親卿は、月輪殿の最後の頼みによって様々に、法然上人恩免の運動をして見たけれども、叡慮お許しがなかった。
中里介山 法然行伝 青空文庫
それ/″\の職分に應じ、全力を盡くして叡慮に添ひ奉るべきを、今更に自から誓つたのであらう。
羽田亨 賢所御神樂の儀 青空文庫
幕府としては、今日は兵力を動かすべき時機ではないが、今後七、八年ないし十年の後を期し、武備の充実する日を待って、条約を引き戻すか、征伐するか、いずれかを選んで叡慮を安んずるであろうという意味のことが、あらかじめ奉答してあった。
第一部上 夜明け前 青空文庫
作例 · 標準
臣下は、叡慮を拝察し、国政を補佐した。
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その決定は、単なる政治的判断ではなく、叡慮に基づいていたと伝えられている。
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古文書には、天皇の叡慮を伺うための使者が派遣された記録がある。
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国民は、国家の安寧を願う叡慮を常に心に留めていた。
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