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硝子

ガラス
名詞頻度ランク #22492 · 青空 3437
1
標準
glass
文例 · 用例
汽車が箱根を越える頃、降りやんでゐた雨は再び降り出して来て、窓硝子の上に斜めの線を引きはじめた。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
窓の外は真つ暗で、硝子に額をすり寄せて見ても森と空との境界も漸く見分けられるくらゐであつた。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
なんと鍋屋横丁の裏辺りから東京高等学校の辺りにかけてといふものは、いやな東京の郊外中でもわけてもいやな所であり、硝子障子から外をみると、枯草の野ッ原の中で子供が三つ凧を揚げてゐる。
中原中也 引越し 青空文庫
机の上には当時まだ珍品であつたペン軸型の万年筆や硯箱の彼方には、硝子の中に昆虫の這入つた文鎮が置いてある。
中原中也 引越し 青空文庫
故に彼の觀照が澄めば澄むほど、素通しの硝子における陰影の缺陷が著るしかつた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
瞳の焦点がさだかでなく、硝子製の眼玉のようで、鼻は象牙細工のように冷く、鼻筋が剣のようにするどかった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
ふと、豆腐屋の硝子戸に寫る私の姿も、なんと、維新の志士のやうに見えた。
太宰治 九月十月十一月 青空文庫
靴を穿き終ると私は黙つて硝子張の格子戸を開た。
中原中也 我が生活 青空文庫
作例 · 標準
「うわあ、見て! 夕日に照らされた硝子細工がキラキラしてて本当に綺麗」
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古い洋館の窓には、現代のものとは違う波打ったような質感の硝子がはめ込まれている。
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職人が真っ赤に熱した硝子の塊に息を吹き込み、繊細な花瓶の形へと整えていく。
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硝子の破片が散らばっているから、危ないからこっちに来ちゃダメだよ!」
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