こき使う
こきつかう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to work (someone) hard
文例 · 用例
全く泥棒のような仕業に、自分達だけをこき使う司令官を「馬鹿野郎!
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
これはもうはじめから、私を苦力のようにこき使う目的を以て私に近づいて来たのです。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
安子は十日許り窮屈な辛棒をしていたが、そこの令嬢が器量の悪い癖にぞろりと着飾って、自分をこき使うのが癪だとそろそろ肚の虫が動き出した矢先、ある夜、主人が安子に向って変な眼付をした。
— 織田作之助 『妖婦』 青空文庫
男の半分以下の賃銀でこき使うばかりでない。
— 宮本百合子 『婦人と文学の話』 青空文庫
こんな暑さの中でまで、精も根もつき果てるほど働いていながら、さてどこのどいつが僕をこうまでこき使うのやら、僕は自分でも知らないのさ。
— TO, CHEVO NE BYLO 『夢がたり』 青空文庫
解決しない限り、お前はどこまでも、わしがこき使うぞ」「困りましたな」 と、ハヤブサ司令官は、当惑の色をうかべたが、やがて、思い切ったという風に、「では、やむを得ません。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
「嫁が、ひどいヒステリーでございまして、ちょっとしたことにもがみがみ怒鳴りますし、わたくしをこき使うことばかり考えてるんですよ。
— 豊島与志雄 『山吹の花』 青空文庫
しかし近ごろは助郷の風儀が一般に悪くなって、博打はうつ、問屋で払った駄賃も何も飲んでしまって、村へ帰るとお定まりの愁訴だ――やれ人を牛馬のようにこき使うの、駄賃もろくに渡さないの、なんのッて、大げさなことばかり。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
「社長、社員をこれ以上こき使うなら、みんな辞めてしまいますよ」
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彼は新入社員を便利屋のようにこき使い、自分の仕事まで押し付けている。
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「休みの日までこき使うなんて、鬼みたいな親だね」と冗談を言われた。
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