拝す
はいす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to bow
文例 · 用例
その崇拝する芭蕉の庵を、初めて親しく訪ねた日は、おそらく感激無量であったろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
我らは風流使者にあらず、しかも天縁尽きずして、ここに名山を拝するの栄を得、名山が天を讃する如くにして、人間は名山を讃す、また可ならずや。
— 小島烏水 『山を讃する文』 青空文庫
灰青色した緻密の熔岩と砂礫と互層をしているところを、筋違いに岩脈がほとばしって、白衣の道者たちが大沢で祈ったのと同じように、この岩脈を十二薬師の体現と信じて、崇拝するという話である。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
四 三三九頁を見ると、 フェレチ王国の人々は朝起きた時に一番先に眼に触れたものを、その一日中崇拝するという事が書いてある。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
新輸入の思想の初物を崇拝する現代の多数の人達とこの昔の王国の人とどこか似たところがあるような気がする。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
米良はビイクトリア・ブリテッシュ・スクールの学生が、花園のなかのジャックソンの銅像に礼拝する姿を見るのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
その木挽の与吉は、朝から晩まで、同じことをして木を挽いて居る、黙って大鋸を以て巨材の許に跪いて、そして仰いで礼拝する如く、上から挽きおろし、挽きおろす。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
此の物語を聞き、此像を拝するにそゞろに落涙せり。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
作例 · 標準
初日の出が昇る瞬間、海辺に集まった人々は皆静かに手を合わせ、太陽を拝した。
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神社の本殿に向かって深く頭を下げ、家族の健康と商売繁盛を心から拝した。
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仏像を拝すために、全国から多くの参拝客がこの古都の寺院を訪れている。
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標準
to receive
作例 · 標準
恩師から直筆の手紙を拝し、卒業から数十年が経っても変わらぬ温かい励ましに涙した。
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身に余る光栄な賞を拝し、これまでの苦労がすべて報われたような気持ちになった。
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格式高い茶会に招かれ、高名な家元が点てたお茶を謹んで拝した。
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標準
to see
作例 · 標準
めったに公開されない国宝の絵巻物を間近で拝すことができ、その繊細な筆致に感動した。
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長年の憧れだった師匠の演武を直接拝し、その洗練された動きに圧倒された。
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陛下の御真影を拝すため、人々は広場に集まり、静かに行列を作って待っていた。
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