分室
ぶんしつ
名詞頻度ランク #42553 · 青空 10 例
標準
detached office
文例 · 用例
むしろ一家を借り受けて二、三十人の壮士を一団となし置くこそ上策なれとの説も出でしが、かくては警察の目を免れ得じとて、妾の発意にて山本憲氏に議り、同氏の塾生として一家を借り受け、これをば梅清処塾の分室と称しぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
――それで私たち第三分室は大声をあげた。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
分室へ通う廊下のあたりは、亜鉛葺の屋根にそそぐ雨が寂しい思を与えた。
— 島崎藤村 『芽生』 青空文庫
狩勝停車場 海抜一千七百五十六|呎、一二狩勝トンネル 延長参千九|呎六|吋釧路百十九|哩八|分旭川七十二哩三分札幌百五十八哩六分函館三百三十七哩五分室蘭二百二十哩 三千|呎の隧道を、汽車は石狩から入って十勝へ出た。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
新聞の切抜きも、一枚の紙に一テーマをはりつける法で、すでに鉄のファイルに二十七箱、ずらりと並んで人々の利用に供しており、三宅坂の元参謀本部跡の分室の閲覧室の一つの偉観となっているのである。
— 中井正一 『国会図書館のこのごろ』 青空文庫
ところが縁というものは不思議なもので、この話のあった有島農場の中に、私たちの新しい研究所の一分室が出来ることになった。
— 中谷宇吉郎 『小さい機縁』 青空文庫
孝吉は第一回の交換船で帰るなり召集を受けて麻布三連隊に入隊し、勇二のほうは軍属で参謀本部の駿河台分室にいる。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
敵側惨虐宣伝反攻策昭 十九、三、十八参謀本部駿河台分室第一案 看護婦大谷しな殺人事件ノ攻撃 ブエノスアイレス丸ハ昭和十八年十一月廿七日米空軍ノ不法爆撃ニヨリ沈没、乗組看護婦約五〇名ガ端艇ニテ漂流中、十二月一日米機来襲赤十字旗ヲ認メ得ル高度ヨリ掃射セリ。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
作例 · 標準
本社のスペースが手狭になったため、一部の部署が近くの分室へ移転した。
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「急用がある場合は、第三分室にいる担当者に直接電話してください」
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彼は静かな環境で集中するために、わざわざ離れた場所にある分室で作業している。
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