近親相姦
きんしんそうかん
名詞名詞-の形容詞
標準
incest
文例 · 用例
彼の妻は表向きは一人だが、近親相姦禁忌の許す範囲に於いて、実際は其の数は無限といってよい。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
しかし、近親相姦は…… 儀右衛門はそこでハッとなり、鋭い苦痛を思って、慄え戦いた。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
あの男が、自分の父親であるかないかはしばらくさておき、もしそうでないとして、戸籍面をあのようにしたとすれば、とりもなおさず、自分が経験した近親相姦の悩みを、他の子供たちにもなめさせようとしたのではないか。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
しかし、山村儀右衛門の解釈は、いまや驚くべき悲劇的な光景となって、彼の前に現われた――あの嫌厭すべき近親相姦者は、ついに彼だったのである。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
と云うのは、いかにプラトニックであるとはいえ、それは精神的|近親相姦にほかならないからだ。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
それに、カトリシスムが自殺を否定し、近親相姦以上の大罪としているのは知っていたが、仏教でもそれは罪とされていたのか?
— 山川方夫 『ジャンの新盆』 青空文庫
近親相姦は刑罰が決まっているし、近親者結婚(兄妹)もそうであった。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
然し、そりゃ、崇高でもなんでもなく、案外近親相姦でもなく、みんな君自身が幻覚している雰囲気で、根は処女の魅力、魔力、それだけじゃないかな。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
ウィキペディア
近親相姦(きんしんそうかん)、近親姦(きんしんかん)は、近い親族関係にある者同士による性的行為である。
出典: 近親相姦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0