官武
かんぶ
名詞
標準
civilian and military man
文例 · 用例
知事の君をはじめとして、県下に有数なる顕官、文官武官の数を尽し、有志の紳商、在野の紳士など、尽く銀山閣といふ倶楽部組織の館に会して、凡そ半月あまり趣向を凝されたるものに候よし。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
これも当時の地方に於て綱紀の漸く弛んだことを証拠立てるものであるが、それは武蔵権守興世王と、武蔵介経基と、足立郡司判官武芝とが葛藤を結んで解けぬことであつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
捧げた文官武官の連中が。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
併し近年の戦争時の劇場とは違つて、唯営業政策の上から場当りの芝居をうつて居るだけで、官武いづれにも、気など遣ふものはなかつた。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
万機公論に決せよ、上下心を一にせよ、官武一途はもとより庶民に至るまでおのおのその志を遂げよ、旧来の陋習を破って天地の公道に基づけ、知識を世界に求め大いに皇基を振起せよ、とある。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
そして、かつての官武一途も上下一和も徳川幕府を向こうに回しての一途一和であって、いったん共同の敵たる慶喜の倒れた上は味方同志の排斥と暗闘もまたやむを得ないとする国内の不一致を世界万国に向かって示したようなものであるから。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
あの時に帝の誓われた五つのお言葉と、官武一途はもとより庶民に至るまでおのおのその志を遂げよと宣せられたその庶民との間には、いつのまにか天の磐戸にたとえたいものができた。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
2230文官武官貴夫人が参内すれば責められる。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
作例 · 標準
その国の政治体制は、官武のバランスの上に成り立っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古文書には、官武両道の才に長けた人物の逸話が記されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は文官でありながら武術にも秀で、まさに官武兼備の人物だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash