歳破
さいは
名詞
標準
Saiha
文例 · 用例
ただその方角は鬼門で歳破金神に当っていると思ったことと、暗いランプの光りに照されて隅の煤けた柱に頭の磨り切れた古箒が下っていた。
— 小川未明 『老婆』 青空文庫
すなわち、太歳神、大将軍、大陰神、歳刑神、歳破神、歳殺神、黄幡神、および豹尾神の八神である。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
さいはひその夜も月が出てゐた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
さいはひ、山崎氏には、淺見、尾崎兩氏の眞の良友あり、兩氏共に高潔俊爽の得難き大人物にして帷幕の陰より機に臨み變に應じて順義妥當の優策を授け、また傍に、宮内、佐伯兩氏の新英惇徳の二人物あり、やさしく彼に助勢してくれてゐる樣でありますから、まづこのぶんでは、以後も不安なかるべしと思ひます。
— 太宰治 『砂子屋』 青空文庫
たゞいちばんのさいはひに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
「けれどもほんたうのさいはひは一体何だらう。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
きっとみんなのほんたうのさいはいをさがしに行く。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
「おんちゃんごはんおあがんなさいって」「おはんなさいははははは」 父は両手を回し、大きな背にまたふたりをおんぶして立った。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
作例 · 標準
今年は歳破の方角に旅行するのは避けた方がいいらしい。
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歳破は、日本の陰陽道における凶方位の一つだ。
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歳破を避けるために、引越しの日取りを調整した。
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