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楽節

がくせつ
名詞
1
標準
passage
文例 · 用例
顕著に高い音をもって突如として始まって、下向的進行によって次第に低い音に推移するような楽節が、幾つか繰返された場合は多く「いき」である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
しばらくは、弾くことだけに熱中していたが、そのうちに、気が変ったらしく、勝手に調子をかえたり、楽節を飛ばしたり、おしまいのほうをめちゃめちゃにして、投げるようにヴァイオリンをおくと、うつ伏せにベッドに倒れて、それっきり動かなくなった。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
最もいけないのは、ある表情的な楽節の中に魂をうち込まなければならないと彼女が考えてる時であった。
JEAN CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
彼女が嘘を言ってることはよくわかっていたけれども、クリストフは楽譜の上に身をかがめ、問題の楽節をまぢかに見ようとした。
JEAN CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
今や彼女はいく時間もピアノについていて、他人の目にはたまらないほどの気長さで和音や楽節をくり返してひき、それに感動して顔色を失い冷たくなっていた。
JEAN CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
ある楽節で彼が期待していた嘲笑の囁きさえなかった。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
喝采したいなら、喝采に相当する作品か楽節かを喝采したまえ。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
それで、クリングからワグナーの弟子と認められたり、音階中のある音以外になんら共通点のない、自分の歌曲の楽句と四部作の楽節との間に、多少の類似を捜されたりしても、彼は少しもありがたくなかった。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
作例 · 標準
ベートーヴェンの交響曲は、力強い楽節で聴衆を圧倒する。
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この曲の楽節は非常に覚えやすく、一度聞いたら忘れられないメロディーだ。
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ピアノの練習中、特に難しい楽節を集中的に繰り返して弾いた。
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指揮者は、オーケストラに次の楽節への注意を促した。
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