下り物
おりもの異読 オリモノ
名詞
標準
vaginal discharge
文例 · 用例
東京の糞尿と共に、此辺はよく東京のあらゆる下り物を頂戴する。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
町に売る繊細ないわゆる「下り物」とは比較にならない。
— 柳宗悦 『現在の日本民窯』 青空文庫
店という店|他処から来た「下り物」ばかりで、土地の人は地のものを愛さない。
— 柳宗悦 『現在の日本民窯』 青空文庫
地方ではそれを「下り物」と呼ぶ。
— 柳宗悦 『地方の民藝』 青空文庫
」と、肩|撫でたげて、「なんぞ下り物でもしたんかいな」いうと、黙って首振って、「あて、もう死ぬ、死ぬ、……助けてほしい」と、ほんまに消えてしまいそうな虫の息で、「姉ちゃあん、……」と一と声大きく呼びながら、両手で私の手頸にしがみ着きますねん。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫
もっとも最近はいわゆる「下り物」といって、中央から流れ込む商品に段々犯されて来ました。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
儀一はあのとおりものにならない。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
「阿部一族」では、そのようなロマンティックな要素も作品の一つの色彩とはしつつ、作者はぐっとリアリスティックに心理と経済の事情にまで広く多岐に踏みこんで、一人の君主の死が、武家社会に波及させた悲劇と生死の幾とおりもの姿を描き出している。
— 宮本百合子 『鴎外・芥川・菊池の歴史小説』 青空文庫
標準
menstruation
標準
afterbirth
ウィキペディア
下り物(おりもの)とは、女性の膣口から、性交中以外の時期に出てくる粘液や組織片などの総称。こしけ、帯下(たいげ)とも呼ばれる。内部生殖器官で発生あるいは分泌される。なお、性交中の時期に出てくる粘液などについては膣分泌液を参照のこと。生理的なものと病的なものとがある。一般に、平仮名で表記される。
出典: 下り物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0