塗工
とこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
coating (of paper, etc.)
文例 · 用例
と同時にグリスの塗工も寒かった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
同じ時に、それと同じ紙片が「仕事場」にも「鋳物場」にも、「ボデイ・ライン」にも、「トップ・ライン」にも、「漆塗工場」にも、「釘付工場」にも、「函詰部」にも同じ方法で廻っていた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
…… 変なペンキ塗工 その時であった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
ドロシイの父ウイリアム・シュナイダアは、近くのフリント市のビュイック自動車会社に勤めている塗工で、そのマウント・モウリス町の場末ブレント入江ロレイン街七一二番という自宅から、毎日自分で自動車を運転して工場へ通っていた。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
同工場主の厚意にて、蔵前工芸夜学校の図案科に通学約半年、同工場塗工部の吉田氏のすすめにて会津蒔絵家の塚原氏の徒弟になる。
— 吉川英治 『年譜』 青空文庫
しいて技術的な仕事といえば、船内船腹の塗工ぐらいなもので、そのほか、入渠船舶の出し入れ、船内船底の錆落し、製缶工などの足場懸け、ドック掃除、沖仕事、およそあらゆる入渠船舶の雑役は、みな船具部へかかってくる。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
入渠船のペンキ塗工はすべて彼らの手に成るので、工服は一人残らず斑で色さまざまなペンキの粒子を染め重ね、それがゴワゴワに硬ばッて、乾漆みたいになっている。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
船具部の仲間は、その日全員で、一号ドックに入渠中の一万|噸ちかい欧州航路信濃丸の外装塗工にあたっていた。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
作例 · 標準
紙の表面に特殊な薬品を塗工することで、インクの鮮やかさを引き出す。
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新しい塗工技術の開発により、これまで以上に耐久性の高いフィルムが完成した。
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工場では巨大なロール機が回転し、高速で紙への塗工が行われている。
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