何時かしら
いつかしら
副詞
標準
before one knows
文例 · 用例
母上でも今日は大丈夫だろう」と両手を伸して大欠伸をして「何時かしらん」「最早直ぐ十二時でしょうよ。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
――かうした一種のシニツクな心持は予自身に於ても決して餘り珍重してゐないに拘らず何時かしら殆ど予の第二の天性の如くなつて來てゐるのである。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
……而して何時かしら何かを計画むでゐたある力が周囲から暗く、鼠色に圧し寄せる。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
こう、私が云えば貴君は、何も文句はないでしょう)と、そんな眼顔で、準之助氏をながめやりながら、夫人はもうこのことは、片づいたと云わんばかりに、「何時かしら、添田さんは、随分遅いわねえ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
あなたはブランコが揺れるままに、何時かしら、藍色のキモノに身を包んで藍色の大海原を帆走る一個の船夫であった。
— 竹久夢二 『少年・春』 青空文庫
福富も何時かしら甲田の調子に呑まれてしまつて、眞面目な顏をして聞いてゐたが、聞いて了つてから、『ほんとにさうですねえ。
— 石川啄木 『葉書』 青空文庫
福富も何時かしら甲田の調子に呑まれて了つて、真面目な顔をして聞いてゐたが、聞いて了つてから、『ほんとにさうですねえ。
— 石川啄木 『葉書』 青空文庫
その時、デスクの上で何時かしらと眺めるのも、その時計であった。
— 宮本百合子 『時計』 青空文庫
作例 · 標準
「あら、もうこんな時間?」「何時かしら、おしゃべりに夢中になっていたわ。」
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何時かしら、あの賑やかだった商店街も静かになってしまった。
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子猫と遊んでいたら、何時かしら外はもう暗くなっていた。
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