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知らぬ間に

しらぬまに異読 しらぬあいだに
表現多音語
1
標準
before one knows it
文例 · 用例
認識が、批評が熾んになつたために、人は知らぬ間に行為を規定することばかりをしだしたのだ。
中原中也 生と歌 青空文庫
月見草の花が白い、カケス畑を知らぬ間に過ぎて、自動車はスケッチ帳入りの小嚢を手に下げた茨木君と私と長男隼太郎外、強力一人を大野原に吐き出して、見送りのため同乗せられた大山さんと、梅月の主人をさらって、影を没してしまう。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
知らぬ間に、爪先上りとなって、馬返しまで着くと思いがけなく村の男女が、四人ばかり籠をしょって、こっちを見ている。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
其れを迎に來た親と、待ち草臥れた子供とが、船と岸とで默つて向合つて居る淋しい姿を見比べた時に、何だか急に胸の邊がくすぐつたくなつて知らぬ間に涙が出て居た。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
すると昼間せっかく太陽から貰った温熱の大部分は人の知らぬ間に音もなく地面から抜け出して虚空へ逃げて行く。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
ありとあらゆる罪悪の淵の崖の傍をうろうろして落込みはしないかとびくびくしている人間が存外生涯を無事に過ごすことがある一方で、そういう罪悪とおよそ懸けはなれたと思われる清浄|無垢の人間が、自分も他人も誰知らぬ間に駆足で飛んで来てそうした淵の中に一目散に飛込んでしまうこともあるようである。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
人間は、罪を犯そうとする意志がなくても、知らぬ間に、自分の意識外に於て、罪を犯していることがある。
黒島傳治 青空文庫
かくて彼が心は人々の知らぬ間に亡び、人々は彼と朝日照り炊煙棚引き親子あり夫婦あり兄弟あり朋友あり涙ある世界に同居せりと思える間、彼はいつしか無人の島にその淋しき巣を移しここにその心を葬りたり。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
作例 · 標準
知らぬ間に、庭の草が伸び放題になっていた。
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彼は知らぬ間に、チームの中心メンバーになっていた。
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知らぬ間に、もうこんな時間だ。早く帰らないと。
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知らぬ間に(しらぬまに) — 幻辞.com