障む
つつむ
動詞-五段-マ行
標準
to become sick
文例 · 用例
欅の並木をつつむ真昼の寒い霧。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
ご自分の袖で童子の頭をつつむようにして、馬市を通りすぎてから河岸の青い草の上に童子を座らせて杏の実を出しておやりになりながら、しずかにおたずねなさいました。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫
燕はこのわかいりりしい王子の肩に羽をすくめてうす寒い一夜を過ごし、翌日町中をつつむ霧がやや晴れて朝日がうらうらと東に登ろうとするころ旅立ちの用意をしていますと、どこかで「燕、燕」と自分をよぶ声がします。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
おまえの足もとをつつむ、暖かい、掛けぶとんになるよ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『年とったカシワの木のさいごの夢』 青空文庫
(とりとめもない夢の氣分とその抒情)春宵嫋めかしくも媚ある風情をしつとりとした襦袢につつむくびれたごむの 跳ねかへす若い肉體をこんなに近く抱いてるうれしさあなたの胸は鼓動にたかまりその手足は肌にふれほのかにつめたく やさしい感觸の匂ひをつたふ。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
頼りつつむくろは地にながらへよ。
— 萩原朔太郎 『短歌』 青空文庫
まるで春の光が流れて来て牡丹の花をつつむやうに。
— 新美南吉 『鳥右ヱ門諸国をめぐる』 青空文庫
神さまも、この花をつつむには、特別上等の澄んだやわらかな春光をつかっていらっしゃるとしか思えない。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
作例 · 標準
彼は夏の暑さで体がつつんでしまい、一日中寝込んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
急な気候の変化で体がつついてしまい、風邪をひいてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
連日の残業で、さすがに体がつついてきているようだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash