社殿
しゃでん
名詞
標準
(main building of a) Shinto shrine
文例 · 用例
頂上には旅人宿めいた室、勧工場然たる物産陳列所、郵便局、それから中央の奥宮社殿は、本殿、幣殿、拝殿の三棟に別れて、社務所、参籠所も附属している。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
社殿にはゆふべののりと、 ほのかなる泉の声や、そのはははことなきさまに、 しらたまのもちひをなせる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
社殿の片扉、颯と開く。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
花尾八幡宮の社殿で昼休み二時間。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
朝のうちは伊佐行乞、それから麦川へ、途中あまりだるいから村の鎮守の宮で昼寝、涼しい社殿だつたが、村の悪童共の集合所でもあつたので騒々しかつた、それでも二時間ぐらゐは寝たらう。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
六 地下浪人の林田がお諏訪様の蛇を踏んで死んだという奇怪な噂が広まるとともに、町の人の諏訪神社に対する尊崇の念が高まって来て、祠を改築して高壮な社殿にすることになったが、それには諏訪神社の思召にかなっている小供の身内の者が良いと云うことになって、為作が棟梁になって建築にかかった。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫
社殿はその年の歳末になって落成したので、遷座式を行うことになった。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫
社殿の雪洞も早や影の届かぬ、暗夜の中に顕れたのが、やや屈みなりに腰を捻って、その百日紅の梢を覗いた、霧に朦朧と火が映って、ほんのりと薄紅の射したのは、そこに焚落した篝火の残余である。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
作例 · 標準
トランプを配る前に、ディーラーはカードを丁寧にシャッフリングした。
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