教諭
きょうゆ
名詞頻度ランク #9895 · 青空 113 例
標準
(licensed) teacher
文例 · 用例
かなたにてきらめく川やさてはまた遠山の雪その枝にからすとまればざんざんと実はうちゆるゝこのときに教諭白藤灰いろのイムバネス着ていぶかしく五助をながめ粘土地をよこぎりてくる
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
青柳教諭を送る宮沢賢治瘠せて青めるなが頬は九月の雨に聖くして一すぢ遠きこのみちを草穂のけぶりはてもなし
— 宮沢賢治 『青柳教諭を送る』 青空文庫
それで卒業席次がいちばん下のほうであったにかかわらず、先生の推挙によってT県のF町の農学校の教諭として赴任することとなった。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
或朝、そこから直ぐ學校へ出勤して、二階の教員室へあがると、義雄に最も多く同情を持つて呉れてゐる專任教諭が、「田村君、ちよツと」と、渠をさし招いて、そとの廊下に出た。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
この邸宅に向ひながら、渠は專任教諭から豫期してゐたことを申し渡された。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
」「何をだ」と、教諭は好奇心を起したが、丁度その時、教授開始の時間が過ぎてゐたので、生徒の一人が義雄を呼びに來た。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
それで級の者が何人か家からその日附の神奈川版を持つて來て見たところ、其處には、小さくではあつたが、「Y女學校のK教諭見事高檢にパス」と出てゐたのだといふ。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
内田清之助博士著『鳥の研究』の中に「高野山中學校教諭榎本氏が幾年かに渉つて聞かれた所によれば次の如くである。
— 若山牧水 『梅雨紀行』 青空文庫