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微恙

びよう
名詞
1
標準
indisposition
文例 · 用例
多忙と微恙に煩わされてはなはだまとまりの悪い随筆になってしまったのは遺憾である。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
斯く我は真意を以て微恙ある友に書き遣れり。
北村透谷 秋窓雑記 青空文庫
世の常ならば生面の客にさえ交わりを結びて、旅の憂さを慰めあうが航海の習いなるに、微恙にことよせて房のうちにのみ籠りて、同行の人々にも物言うことの少なきは、人知らぬ恨みに頭のみ悩ましたればなり。
森鴎外 舞姫 青空文庫
世の常ならば生面の客にさへ交を結びて、旅の憂さを慰めあふが航海の習なるに、微恙にことよせて房の裡にのみ籠りて、同行の人々にも物言ふことの少きは、人知らぬ恨に頭のみ惱ましたればなり。
森鴎外 舞姫 青空文庫
されども彼は今もなほ往々自ら為せる残刻を悔い、或は人の加ふる侮辱に堪へずして、神経の過度に亢奮せらるる為に、一日の調摂を求めざるべからざる微恙を得ることあり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
世の常ならば生面の客にさへ交を結びて、旅の憂さを慰めあふが航海の習なるに、微恙にことよせて房の裡にのみ籠りて、同行の人々にも物言ふことの少きは、人知らぬ恨に頭のみ悩ましたればなり。
森鴎外 舞姫 青空文庫
茶山は江戸に著いて、微恙のために阿部家の小川町の上屋敷に困臥し、紙鳶の上がるのを眺めてゐた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
多くの場合精神が沈静して自然サブゼクテーヴになつてゐるから、静思熟考も出来、随つて読書に依つて受け入れることも多いので、読書人はたまさか微恙に罹りたいと思ふことすらある。
市島春城 読書八境 青空文庫
作例 · 標準
彼は微恙のため、今日の会議を欠席した。
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風邪気味で微恙だが、仕事は休めない。
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ごく軽い微恙なので、すぐに回復するだろう。
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