顔面神経
がんめんしんけい
名詞
標準
facial nerve
文例 · 用例
だが、私が今木の葉の上に見つけた雨蛙は、物を見るのにじろじろ皮肉な横目を使つてゐるのみか、私と同じやうに顔面神経を病んでゐるもののやうに、始終口もとをぴくぴくひきつらせてゐる。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
庸三はまだ全くは眠りから覚めないような気分で、顔の腫れぼったさと、顔面神経の硬張りとを感じながら、とにかく居住いを正して煙草を喫かしていた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
僕どうしたのか、顔面神経痛にかかったらしい。
— 水野葉舟 『旅からのはがき』 青空文庫
うちの書生の一人に堀というのがいて顔面神経の痲痺していた男であったが、その男に私も附いて行ったことがある。
— 斎藤茂吉 『三筋町界隈』 青空文庫
それに違いありませんけれども、心理学では、これを逆に、笑うというのは顔面神経の硬直によつて筋肉が痙攣を起すからだ。
— 岸田國士 『笑について』 青空文庫
顔面神経はまだ生きているもののように動いていた。
— THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE 『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』 青空文庫
左の方の顔面神経麻痺があるから笑ふたびに顔が右の方に歪んだ。
— 斎藤茂吉 『南京虫日記』 青空文庫
」と、小平太はさも苦しそうに顔面神経を引釣らせながら、ようよう口を切った。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
作例 · 標準
顔面神経麻痺により、口角が上がりにくくなった。
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顔面神経は、表情筋の動きを司る重要な神経だ。
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医師は、顔面神経の損傷の有無を確認するために検査を行った。
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顔面神経の痛みで、彼は食事をするのも困難だった。
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