応募者
おうぼしゃ
名詞
標準
applicant
文例 · 用例
応募者の試験委員たちの採点表中に容貌の条項はあっても腕の条項がないかもしれないが、少なくも食堂の場合には、これも一つのかなりの程度まで考慮さるべきアイテムとなるべきものかもしれない。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
ところで、このような条件つきで原稿を書かねばならぬのはラジオ小説懸賞応募者ばかりであろうか。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
こうして、追っ払われた支店長は二三に止まらず、しかも、悪辣なる丹造は、その跡釜へ新たに保証金を入れた応募者を据えるという巧妙な手段で、いよいよ私腹を肥やしたから、路頭に迷う支店長らの怨嗟の声は、当然高まった。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
六百円の保証金を軈て千五百円まで値上げしても、なお支店長応募者が陸続……は大袈裟だが、とにかくあとを絶たなかった一事を以ってしてもわかるように、――むろん薬もおかしいほど売れた。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
たとえば、ある日、「社会部見習記者一名募集」、「応募者ハ本日午前九時履歴書ヲ携帯シテ本社受付マデ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
そしてその効果は大いにあって、世界連合の会議には毎日応募者の手紙が山のように積まれた。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
定州の騎兵の衝突、軍事公債応募者の好況、わが艦隊の浦塩攻撃、旅順|口外の激戦、臨時議会の開院、第二回閉塞運動、広瀬中佐の壮烈なる戦死、第一軍の出発につれて第二軍の編制、国民は今はまじめに戦争の意味と結果とを自覚し始めた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
応募者は少くとも百四十二弗四十仙位は手に握れる勘定だ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
例句