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念人

ねんにん異読 ねんじん
名詞
1
標準
assistant in a competition (e.g. cockfight, archery, poetry contest)
文例 · 用例
面胞だらけの小汚ない醜男で、口は重く気は利かず、文学志望だけに能書というほどではないが筆札だけは上手であったが、その外には才も働きもない朴念人であった。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
□朴念人――妙好人。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
おれは妙だと思つての、両掛の行李を下げた儘、梯子口から下を覗いて見ると、広い土間のまん中にや、あの越後屋重吉と云ふ木念人が、繩尻は柱に括られながら、大あぐらをかいてゐやがる。
芥川龍之介 鼠小僧次郎吉 青空文庫
」 あの野郎は水つ洟をすすりこんぢや、やれ府中で土蔵を破つたの、やれ日野宿でつけ火をしたの、やれ厚木街道の山の中で巡礼の女をなぐさんだの、だんだん途方も無え悪事を饒舌り立てたが、妙な事にやそれにつれて、番頭始め二人の野郎が、何時の間にかあの木念人へ慇懃になつて来やがつた。
芥川龍之介 鼠小僧次郎吉 青空文庫
と――いや、もはや俺は物に驚く力をも忘れた木念人であったから、朦朧たる目を見開いて、見開いても暫くはさだかに見定まらないので、わしぁ驚かんよ。
聖なる酔っ払いは神々の魔手に誘惑された話 木枯の酒倉から 青空文庫
と――いや、もはや俺は物に驚く力をも忘れた木念人であつたから、朦朧たる目を見開いて、見開いても暫くはさだかに見定まらないので、わしあ驚かんよ。
――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話―― 木枯の酒倉から 青空文庫
その犯罪の解決に当る探偵家が、恋知らずの木念人でどうして勤まるものぞ、とも云える。
江戸川乱歩 魔術師 青空文庫
朝廷や京都の大きな御社にも、中世以前からこれとよく似た賭弓の御式があって射手は右左に分れて勝負を競うほかに、おのおの一方の声援者があり、それを念人といっていたことは記録にしばしば見えている。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
作例 · 標準
相撲の試合では、念人が力士を精神的に支える重要な役割を果たす。
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弓道の大会で、射手の隣に念人が立ち、その精神を集中させる。
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昔の詩歌の会では、歌人の隣に念人がいて、場の雰囲気を盛り上げた。
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2
標準
older male in an homosexual relationship
作例 · 標準
その時代、京の町には多くの念人がいたとされている。
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彼の描く浮世絵には、美少年と念人の姿が頻繁に登場する。
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古い文献によると、念人の地位は社会的に認められていたという。
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