血で血を洗う
ちでちをあらう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to engage in a bloody feud
文例 · 用例
これほど手ひどい事なれば、必らず仇を返したいはもちろんの事ながら、それでは血で血を洗うのじゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
どうして、血で血を洗う相続争いが頻出するかと詰問されるでしょう。
— 宮本百合子 『男女交際より家庭生活へ』 青空文庫
エルサレムの王宮は陰謀と策動の巣窟となり、血で血を洗うような事件が続出した。
— 野上豊一郎 『処女の木とアブ・サルガ』 青空文庫
ただ文化指導者同士の血で血を洗う内紛をさらけだしただけである。
— 坂口安吾 『戦後合格者』 青空文庫
しかし半蔵にとって、大げさに言えば血で血を洗うような、こうした百姓同志の争いほど彼の心に深い悲しみを覚えさせるものもなかった。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
それに、相続争いが、深刻になっているから、お縫や世之次郎と血で血を洗うような三つ巴の醜い争いが始まるに相違ない、かたがた三之助を呼び戻すのは、もう少し待って貰いたいと言う言葉にも理窟があります。
— 朱塗の筐 『銭形平次捕物控』 青空文庫
上宮太子が御幼少の頃より眼のあたり見られたことは、すべて同族の嫉視や陰謀、血で血を洗うがごとき凄愴な戦いだったのである。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
水戸藩における天狗党の騒動のように、一人の暗殺から、家中が血で血を洗うようなことになりかねない。
— 山本周五郎 『失蝶記』 青空文庫
作例 · 標準
二つのギャング団は長年、血で血を洗う抗争を繰り返してきた。
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歴史上、同じ民族の間で血で血を洗う内戦が度々起こっている。
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この地域は、過去に血で血を洗う戦場となったことがある。
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