軍僧
ぐんそう
名詞
標準
chaplain
文例 · 用例
カーキ色の詰襟に袈裟をかけた従軍僧の一団が、これも不動の姿勢で見送人の歓呼を浴びてゐる。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
突然、従軍僧の一人が、両手を挙げて、声を限りに叫んだ。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
隣には、比叡山の従軍僧、向ひにはT書記生と支那人Fといふあんばいである。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
隊員のほかに、本願寺の従軍僧A氏、軍の通訳官I氏、同盟通信記者M氏、自ら「浪人」と称するW氏などである。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
従軍僧のA氏をつかまへて、「生臭坊主」と呼ぶものがあり、A氏は眼の縁を赤くして戦帽の庇を押しあげた。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
」「いや、こゝには持つとらんですが……」「僕が一着、古いのでよけれや持つてるよ」 従軍僧A氏が、この時、一隅から声をかけた。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
ストーブの火に照らしだされた四つのわかわかしい顔は、この快活な言葉でいきいきとかがやきましたが、ジョウが悲しそうに、「だって、おとうさんは従軍僧で戦争にいっておるすだし、これからも長いことお目にかかれないと思うわ。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
こいつは下品な顔をしているが前の少佐とはうって変っておそろしく愛想のいい男で、「自分は前欧洲大戦の時には米軍従軍僧として出征していた」 というようなことをべらべらとしゃべりだした。
— ――マニラ籠城日記 『十三夜』 青空文庫
作例 · 標準
戦場の只中で、軍僧が戦没者のために祈りを捧げていた。
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従軍した軍僧は、兵士たちの精神的な支えとしての役割を担った。
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歴史小説の中で、武芸にも秀でた軍僧が重要なキャラクターとして登場する。
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