幻辞.com

雄飛

ゆうひ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
launching out (e.g. into a career)
文例 · 用例
元来日本文化は、上古の奈良朝時代までは、海外雄飛の建国時代であったため、人心が自由で明るく、浪漫的の青春性に富んでいたのであるが、その後次第に鎖国的となり、人民の自由が束縛されたため、文学の情操も隠遁的、老境的となり、上古万葉の歌に見るような青春性をなくしてしまった。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
即ち其名の示すが如く、世人は何も英雄豪傑となるの必要なし、回天の偉業とか破天荒の雄飛とかは二十世紀には流行らぬものぞかし、各自皆其分に安んじ、円満なる家庭を作り、極めて平凡に、成るべく安楽に、社会の一員として平和なる一生を送れば足れりと云ふなり。
押川春浪 警戒すべき日本 青空文庫
然れど苛も之れより大いに雄飛発展せんとする日本帝国に、斯かる腰抜主義の実行と流行とは真平御免なり。
押川春浪 警戒すべき日本 青空文庫
世界の大舞台に於て、強者勝ち弱者敗るゝは理の当然、此時に当り、大いに雄飛発展すべき天職を帯びたる日本帝国の臣民にして、陋劣無気力なる平凡主義如きを唱導伝播するとは何事ぞ。
押川春浪 警戒すべき日本 青空文庫
そして、親父の其手紙に依ると、早稻田にでも入つて、眞面目な修養をなし、文壇に雄飛して呉れいと云ふことである。
三島霜川 自傳 青空文庫
※度間置は棊子の相接せずして相助くるをいひ、徘徊中央は棊子のたゞ雌伏するのみならず、却て雄飛せんとするをいふ。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
余はわが身の今の世に雄飛すべき政治家になるにもよろしからず、またよく法典を諳じて獄を断ずる法律家になるにもふさわしからざるを悟りたりと思いぬ。
森鴎外 舞姫 青空文庫
大空に向って、翼を張り、自由に雄飛すべき天分の持主ならば、それを無理に、家庭生活の煩わしい鎖で、つなぎ止めて、平凡な生活を送らせるよりも、姉の思うままに芸術の世界へ、輝く脚光の国へ送り出してやるのが、妹としての、真の愛情ではあるまいか。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
作例 · 標準
若き企業家は、世界市場へと雄飛し、その名を轟かせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は研究の道を究め、学術界に雄飛することを夢見ている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新たな天地で雄飛するには、並々ならぬ努力と覚悟が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash