冒険談
ぼうけんだん
名詞
標準
tale of adventure
文例 · 用例
同じ家に寝起きしてゐる勃凸とIとは、半分以上も私には分らない楽屋落ちらしい言葉で、おんつぁんと勃凸とが神楽坂辺に試みた馬鹿々々しい冒険談に笑ひ興じてゐた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
即ち詳説すれば、叙事詩の詩題は主に英雄談、冒険談、戦争談であって、その情操は雄大、荘重、典雅、豪壮等の貴族的尊大性を高調している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そのほか少年世界のキプリングもの、磯萍水や江見水蔭の冒険もの、単行本の十五少年漂流記なぞも無論その頃の愛読書で、どこの発行でしたか、何々少年と標題した飜訳の少年冒険談が、全集式の単行本によって出ていたようですが、そんなものも押川|春浪の冒険談と一緒に二十冊ばかり虎の子のようにしておりました。
— 夢野久作 『涙香・ポー・それから』 青空文庫
」 私は我が冒険談を手短に聞かせようとしたが、話はホルボーンのなかまでもつれ込んだ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
」 ホームズは改まって、「どうか僕たちに、その素晴らしい冒険談をお聞かせ願えませんか。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
この十二ヶ月分もの見出しのうちに色々の冒険談が見つかる。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
そのあいだにはいろいろの失策談や冒険談もあるのですが、今夜の話題にふさわしいお話というのは、今から四年ほど前の秋、福島県の方面へ写真旅行を企てたときの事です。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
三上も大原も目的の鐘を発見しなかったは同様であるが、大原の方にはいろいろの冒険談があっただけに諸人の興味をひいた。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーを囲んで、みんなでそれぞれの冒険談を語り合った。
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彼の冒険談はいつも面白く、聞いている人を飽きさせない。
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その老人は、若かりし頃の危険な冒険談を孫たちに聞かせた。
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