言責
げんせき
名詞
標準
responsibility for one's words
文例 · 用例
そうして泥足のまま縁側から馳け上りまして、たった今寝たばかりの若旦那を引き起して巻物をさしつけながら恐ろしい顔になって、何か二言三言責め問うているのが、もう明るくなった硝子戸越しによく見えました。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
李勣にして言責職責の何物たるかを知つたなら、是非安市城を攻め落さなければならぬ筈である。
— 桑原隲蔵 『支那人の文弱と保守』 青空文庫
予輩、故に唯僅に其一例を挙げて、我言責を明証せざるべからず。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
お延と結婚した時の彼は、もうこれだけの言責を彼女に対して背負って立っていたのと同じ事であった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
小林に対する友誼を満足させるため、かつはいったん約束した言責を果すため、津田はお延の貰って来た小切手の中から、その幾分を割いて朝鮮行の贐として小林に贈る事にした。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
30程經て高き音聲のヂオメーデース陳じ曰ふ、『アートレ,デーよ、我は先づ評議の席にふさはしく、君の淺慮の言責めむ、願はく怒ること勿れ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
最近は、鉱毒問題以外にはあまり議会で意見を吐きたくないという心境だったし、今この案に反対する以上は自分として言責をどこまでも担わねばならぬことを思った。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
「法律で定った以上、先生一人が、歳費を辞する必要はないと思いますが」「いや、言責はどこまでも重んじなければならぬ。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
作例 · 標準
政治家には、自らの発言に対する言責が重くのしかかる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
軽はずみな発言は、後で言責を問われることになる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は言責を果たすため、困難な状況でも約束を守り通した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash