玄石
げんせき
名詞
標準
magnet
文例 · 用例
子珍事由を語ると、その人我は渤海郡の生まれ、李玄石と名づく、やはり辺先生の所へ学びに往く、かく道伴れとなる已上は兄弟分になろうと言い出たので、子珍も同意し、定州に至り飲酒食肉し、死生、貴賤、情皆これを一にせんと誓いおわって辺先生を訪い入門した。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
経業を学ぶ事三年にして玄石の才芸先生に過ぎたから、先生玄石は聖人であろうと讃めた。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
子珍その才の玄石に劣れるを知り、毎にその教授を受け師父として敬った。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
後子珍と同族で、同地生まれの王仲祥という人来合せ、まず先生に謁し、次ぎに子珍の宿に止まり、李玄石を見、翌日別れに臨み、子珍に、汝の友玄石は鬼だ、生きた人でないと告げると、子珍、玄石はこれ上聖の聖で、経書該博ならざるなく、辺先生すらこれを推歎す、何ぞこれを人でないと言うべきと答えた。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
夜に及んで仲祥の言に従い試みると、暁に及び果してその通りだったから、翌日玄石に、君は鬼だという噂がある、本当かと問うと、玄石、誠に我は鬼だ、この事は仲祥から聞いただろう、我冥司に挙用されて、泰山の主簿たらんとするも、学薄うして該通ならず。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
子珍すなわち辺先生を辞し、家に帰って父を見るに、なお息しいるので、火急に酒脯銭財を郊に致し、祭り、三たびその名を呼ぶと、玄石白馬に乗り、朱衣を著け、冠蓋前後騎従数十人、別に二人の青衣あって節を執って前引し、呵殿して来り、子珍|相見えて一に旧時のごとし。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
玄石、子珍に語るよう、汝眼を閉じよ、汝を伴れ去って父を見せようと。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
玄石、子珍に語ったは、向きに汝を伴れて汝の父を見せんと思いしも、汝の父、今牢獄にあって極めて見苦しければ、今更見るべきにあらず。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
方位磁石は、玄石の性質を利用して方角を示す。
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昔の人々は、玄石が持つ不思議な力に驚嘆した。
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玄石を加工して、様々な磁気製品が作られている。
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