求道
きゅうどう異読 ぐどう
名詞頻度ランク #37329 · 青空 181 例
標準
seeking after truth
文例 · 用例
僧|心敬が「ただ数奇と道心と閑人との三のみ大切の好士なるべくや」と言ったというが、芭蕉の数奇をきわめた体験と誠をせめる忠実な求道心と物にすがらずして取り入れる余裕ある自由の心とはまさしくこの三つのものを具備した点で心敬の理想を如実に実現したものである。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
ところで私は岩次郎=これは聖者の幼名=の求道の望みを知ってだいぶこの聖者に対する敵愾心が薄らいで来た。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
一たん求道の志を捨てて享楽に趨ってみたものの現実に全面的に惑溺することが出来なかったのを見ても察せられる。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
一週間ほど慧鶴は新しく取り上げた求道の慾望によって竕散の意識感覚を取纏めることに懸命の努力をし、どうやら思考も継続して追詰めて明けるように慣れて来た。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
これはどうしても決心を新にして少しでも繋縛の気のあるところは早速に避け退き、ひたすら求道の一途に奔らねばならない。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
かくて彼は求道の旅の範囲をだんだんに拡大して行って翌年宝永三年には若狭の国までも足を伸ばし、それから四国へも渡って松山の寺に止宿を頼んだりした。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
私(この白隠伝の草稿を書いたS夫人のこと)はこの先の白隠の消息も調べてみたのだが、それはあまり本筋の宗教の求道に入り過ぎていて、私の求めているものの参考にはなり兼ねるように思う。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
文殊菩薩がある日、善財童子(文殊は智慧の象徴、善財は求道者、両者とも、華厳経中の人物です)に向って、「おまえ、これから世界中を探してみて、もし、薬にならないような草が在ったら持って来い」。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一生をかけて真理を追い求める、峻厳な求道の道を歩み続けた。
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芸の極致を目指すその姿は、まるで悟りを開こうとする求道の旅のようだった。
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独自の哲学を確立するため、彼は人里離れた山中で孤独な求道の日々を送っている。
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