平癒
へいゆ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
recovery
文例 · 用例
おふくろの病気は唯一度の祈祷で平癒したのに、息子の病気、しかも差し当ってはどうということもない病気が、幾日の祈祷を頼んでも去らないのはどういうわけであろう。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
公爵のシャトーの中のかび臭い陰気な雰囲気を描くためにいろいろな道具が使われているうちに、姫君の伯母三人のオールドミスが姫君の病気|平癒を祈る場面がある。
— 寺田寅彦 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』 青空文庫
山崎の守符はそのころ流行したもので、その守符で火傷を撫でれば直ぐに平癒すると伝へられてゐた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
それは領内の窮民または鰥寡孤独の者で、その身がなにかの痼疾あるひは異病にかゝつて、容易に平癒の見込みの立たないものは、一々申出ろといふのであつた。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
さうして、上の御恩によつて、不思議の病気が平癒すれば、この上の仕合せはあるまい。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
廿九日、己巳、雨降る、将軍家御平癒の間、御沐浴有り。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
疱瘡が御平癒とは申しても、あれほどの御大病でございましたので、さすがに御余気が去らぬらしく時々わづかながらお熱も出ますので、そのとしは、鶴岳宮の一切経会、放生会、またその他のお祭りにも将軍家のおいでは無く、もつぱら御ところの御奥におひきこもりでございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
廿九日、己巳、雨降る、将軍家御|平癒の間、御|沐浴有り。
— 太宰治 『鉄面皮』 青空文庫
作例 · 標準
祖母の病気平癒を祈願するために、家族揃って有名な神社へお百度参りに出かけた。
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お守りを肌身離さず持っていたおかげか、彼の怪我は医者も驚くほどの早さで平癒した。
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長い闘病生活の末にようやく平癒の兆しが見え始め、彼女の顔に久しぶりの笑顔が戻ってきた。
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