叩き上げる
たたきあげる
動詞-一段動詞-自動詞動詞-他動詞
標準
to work one's way up
文例 · 用例
将来モスリンの後を継ぐにしても、それまでは中央で叩き上げる方が宜いと言った。
— 佐々木邦 『村一番早慶戦』 青空文庫
僕は月給五十円で店の見習から叩き上げることになった。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
太郎安国をたたきあげるが早いか、そのまま振りかぶった稀剣乾雲、左腕、うなりを生じて真っ向から栄三郎の面上へ!
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
(巴里の魔窟に住むで亂倫不逞の生活をして、弱い性格をくろがねのやうにたたきあげるといふ言葉は、幾度か彼の口からでた。
— 芥川龍之介の囘想 『二つの繪』 青空文庫
そこにいる女を、片ッ端から叩きあげるんだ」 警官は、そういって、ガッチリした体をゆすりあげたものでございます。
— 大阪圭吉 『幽霊妻』 青空文庫
唯、新しい国学の為、古代研究の基礎を叩きあげるには、疑ひなく古代日本の一部を形づくつた、朝鮮や南方支那の漢人種の民間に伝承する習俗すら、私には危くてならぬのである。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
どうして水夫から叩きあげる気にならなかつたか。
— 岸田國士 『女人渇仰』 青空文庫
サーニが到頭、自身を卓抜な青年労働者にたたき上げる迄の過程に描かれているその「白い大理石の家」の内での生活は、特に老パルチザンである指導者アントーヌィッチの洞察と生活の意義に対する目標の確固不抜性、人生に対する愛と評価との態度は作者の心に湧いている生きることのよろこびとともに鳴って描かれている。
— 宮本百合子 『作品のテーマと人生のテーマ』 青空文庫
作例 · 標準
泥水をすするような下積み生活から、自らの腕一本でここまで叩き上げた。
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彼は一介の店員から店長へと、見事に自分を叩き上げた。
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厳しい修行に耐え、一流の板前として自分を叩き上げる決意をした。
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