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不勢

ぶぜい
名詞
1
標準
few
文例 · 用例
かような場合に至っても、大概な人は多勢に不勢で敵わぬから、辛抱するのであるが、この新海というは気力もあり、かつ短気であったから遂に堪え切れず、忽ち行燈を吹消し、真闇にして置いて、同時に一刀の鞘を払って振廻した。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
同君の話―― 重臣会議で東條首相が、「ドイツ、イタリアが不勢になるというが如きは、全く意外にて、見透しを誤った」とだけ言った。
清澤洌 暗黒日記 青空文庫
町を歩いても、うつかり「円タク」を呼ぶぜいに至れないし、飲食店のア・ラ・カルトも、ふところ勘定抜きといふ自由奔放はやれないから、思へば東京生活も、昔は「やりが迎ひに来た」もので、美術館から上野の山下まで下りるにも車を拾つたものだし、頼まずとも町の行きずりにモカのコーヒーが飲めたものだつた。
木村荘八 東京の風俗 青空文庫
作例 · 標準
不勢ながらも、彼らは最後まで諦めずに敵の大軍に立ち向かっていった。
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味方はかなりの不勢であり、正面突破を試みるのは無謀としか言いようがない。
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会議に出席した私たちの派閥は不勢で、意見を押し通すことは到底不可能だった。
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