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付着

ふちゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #14811 · 青空 135
1
標準
sticking to
文例 · 用例
近年のいわゆる「表面化学」の発達によって次第に明らかになって来たとおり、固体ことにガラスや陶器などの表面にはガスのみならずある種類の液体や固体の薄膜を頑固に付着せしめる性質がある。
寺田寅彦 日常身辺の物理的諸問題 青空文庫
人間の手を触れる限りの物体にはたいていこの種の皮膜が知らぬ間に付着しているので、ガラスの表面の性質と思っているものが実はこの皮膜の性質であることがはなはだ多い。
寺田寅彦 日常身辺の物理的諸問題 青空文庫
おもしろいことには、水滴が付着する場合に、一枚一枚のガラスの上のほうと下のほうとで、水滴の大きさや並び方に一定の統計的な相違があることである。
寺田寅彦 日常身辺の物理的諸問題 青空文庫
「みくり」を通過して平たくひしゃげた綿の断片には種子の皮の色素が薄紫の線条となってほのかに付着していたと思う。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
これは化膿しないためだと言うが、墨汁の膠質粒子は外からはいる黴菌を食い止め、またすでに付着したのを吸い取る効能があるかもしれない。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
降灰をそっとピンセットの先でしゃくい上げて二十倍の双眼顕微鏡でのぞいて見ると、その一粒一粒の心核には多稜形の岩片があって、その表面には微細な灰粒がたとえて言えば杉の葉のように、あるいはまた霧氷のような形に付着している。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
それがちょっとつま楊枝の先でさわってもすぐこぼれ落ちるほど柔らかい海綿状の集塊となって心核の表面に付着し被覆しているのである。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
実際には、肌着の右袖に血痕がいくつか付着していたのだが、その男は薬指を差し出し、爪の近くを切ったのでそこから血が出たのだといい、さきほどまで窓の側にいたから、あそこで見つかった血痕も、この傷から出たものに相違ないのだと言い添える始末。
THE MAN WITH THE TWISTED LIP 唇のねじれた男 青空文庫
作例 · 標準
換気扇のフィルターに頑固な油汚れが付着しており、専用の洗剤を使ってもなかなか落ちない。
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証拠品であるナイフの柄には、被害者のものと思われる微量の血痕が付着していた。
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車のボディに付着した花粉や黄砂は、放置すると塗装を傷める原因になるそうだ。
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